MacにはコマンドラインツールにRubyが入っており、Homebrewでもインストールできるのだが、ここではrbenvを使用してRuby環境を構築してみる。rbenvを使えば複数バージョンのRubyを切り替えて使用したり、ディレクトリごとに違うバージョンを使用する等と柔軟に複数バージョンのRubyが使用できるようになる。
rbenvをインストール
Homebrewを使用してrbenvをインストールする。
$ brew install rbenv ruby-build
ターミナルを開いた時にrbenvが初期化されるようにする。
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
設定を反映する。
$ source .bash_profile
インストールを確認
$ rbenv --version rbenv 0.4.0
Rubyをインストール
インストール可能なRubyの一覧を表示する。
$ rbenv install --list Available versions: 1.8.6-p383 1.8.6-p420 1.8.7-p249 1.8.7-p302 1.8.7-p334 1.8.7-p352 ・・・
一覧の中から選んだRubyをインストールする。ダウンロード、インストールと続き、完了までしばらく時間がかかる。
$ rbenv install 2.2.3
使用するRubyバージョンを選択
全体で使用するRubyバージョンを指定する。
$ rbenv global 2.2.3
ディレクトリで使用するRubyのバージョンを指定する。
$ rbenv local 2.2.3
元々インストールされていたRubyに戻す。
$ rbenv global system
Rubyバージョンを確認
インストールされたRubyバージョンの一覧を表示する。カレントディレクトリで有効なバージョンには * が表示される。
$ rbenv versions system * 2.2.3
カレントディレクトリで有効なバージョンを表示
$ rbenv version 2.2.3
Rubyをアンインストール
$ rbenv uninstall 2.2.3 rbenv: remove /Users/user/.rbenv/versions/2.2.3? ←問い合わせてくるのでy+Enter
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